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天皇誕生日に「おまんこ」の語源を考察する/朕の珍珍は早漏にて候

令和7年2月23日、今日は天皇誕生日である。 ところで、「朕の珍珍は早漏にて候」というふざけた言葉があるが、これは不敬罪と言わざるを得ない。 なぜなら、朕(ちん)すなわち天皇はもっともえらい存在だから、丁寧語の「候」=「~です、~ます」などという言葉は使わんからである。 天皇のお言葉については置くとして、ここは話題を変えて、女性器「おまんこ」の語源については諸説があるので、適当に考察を試みてみたい。 私が高校生のころ耳にした説は、おまんこ=「汚門戸」が語源になったというものだった。 しかし「お」はお金、お箸など丁寧を表す接頭語「御」と見るべきだと思う。 「汚い門」という字を当てる説は、女性が差別されてきた歴史をあまりに強く意識し過ぎている。 私の説は結論からいって、万宝(まんぽう)つまり「御万宝」に由来するというものだ。 万宝は「多くの宝」という意味で、子供=子宝を産み出す女性器は、御万宝というにふさわしい。 「万宝」に由来すると考えたのは、男性器「ちんこ」=「ちんぽ」の語源が「珍宝」である、という説があるからだ。 「まんこ」の「こ」と「ちんこ」の「こ」が同じ語源の接尾語「子」だとすれば、男性器の「珍」に対応する女性器の「まん」とは、何だろう? そこで私は、「珍宝」に対応するのは「万宝」であろう、と推測したのである。 ちんぽは珍しい宝、まんこはたくさんの宝、というわけだ。 ちなみに、Wikipediaの「おまんこ」という項目には語源について諸説があげられているが、私の「御万宝」説はのせられていない。 Wikiには、正室を意味する「北政所」に由来するという説があげられているが、豊臣秀吉の正室ねねは「まんかかさま」とも呼ばれた。 秀吉は子・秀頼に宛てた手紙で、秀頼を産んだ母=淀の方に対して、「政所の母様」という意味で、ねねを「まんかかさま」と書いている。 では、Wikipediaを以下に引用させていただく。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%93 ・体の中心を意味する眞處(まこ)の音便[19]。 ・女子(めのこ)の転訛であるという説[20]。「めこ」もめのこの転訛とする文献もある[21]。 ・徳川家康の側室・お万の方(養珠院)の女性器が素晴らしかったという話から[22]。 ・古代の和語で性器を意...

テロリズムを肯定する犬養毅

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  昭和七年(1932)三月二十一日、坂下門外の変七十周年に際して計画された慰霊祭の案内状。 「阪下義挙殉難烈士慰霊祭典発起人」が主催したとあるが、総理大臣・犬養毅や、文部大臣・鳩山一郎の名前も見える。 (犬養はこの年の五月十五日、五・一五事件で暗殺される) 坂下門外の変は、文久二年(1862)正月十五日、老中・安藤信正が江戸城坂下門外で襲撃された事件。 政治家や学者が、この事件を「義挙」と認識していたことが分かり、興味深い。 ちなみに、五・一五事件の後、実行犯たちを死刑にしないよう全国的に減刑運動が起き、抗議のために自殺した女学生もいたという(小山俊樹『五・一五事件』中公新書)。 戦前の日本は、総理大臣から国民まで、民主主義を軽視していたと言える。 悪政や悪徳政治家を駆逐するという目的が正しくても、手段を誤っては民主主義は成り立たないのである。 民主主義を軽視することはかえって悪政を生み、それが日本では最悪の道筋をたどったのかも知れない。