古物市場日記 その2 ~タミフルで異常行動をとる古本屋?~
市場の前日、英気を養おうと思い、銭湯に行った。
濡れた髪の毛もよく乾かさず、風呂上り直後に20~30分の道のりを歩いて帰ってきたら、その日の夜から発熱しはじめた。
頭痛と猛烈な咳が出て、一睡もできず。
朝、体温計は38度を示し、市場は休むことにした。
コロナの抗原検査キットを使ったら、陰性だった。
病院には行かず、様子を見ることにした。
その日の夜も咳が激しく、二日連続で完徹である。
早朝に発熱外来をWEB予約し、夕方病院に行った。
マスクから鼻を出しているちょっとおいおいな医師の診察を受け、看護師さんにPCR検査用の綿棒を鼻に突っ込まれる。
検査結果は数分で判明。
「インフルエンザA型ですね」
とのこと。
薬局でインフルエンザ治療薬のタミフルや、一般の風邪薬をもらって帰宅。
夕食後にタミフルなどを飲んだが、このタミフルという薬は、副作用で「異常行動」があらわれる場合があるというのは、ちょっと有名な話だろう。
タミフルが原因だと断定はできないが、その夜、私は朦朧とした意識のなかPCに向かい、衝動のままにGoogleやYouTubeでいろいろなワードを検索した。
翌日、検索履歴には、「魔改造 ガンダム」とか「悪いヤツを処分しろ」とか、意味のわからない不気味なワードが残されており、ちょっと気持ちが悪かった。
次回の市場までには完全回復して、魔改造されたガンダムのごとき猛烈な勢いで、商品を落札するつもりである。
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